「大決戦!超ウルトラ8兄弟」見ました〜
私自身はとても楽しめたのですが,子ども達が作品に入り込めたのかがちょっと心配です。
以下ネタバレあり。
長文です(^^;
明らかに大人向け,というより,ヲタク向けの作りだったと思います(苦笑)
ウルトラマンも怪獣も存在しない世界。
そこでは平成三部作のダイゴ(演:長野博),アスカ(演:つるの剛士),我夢(演:吉岡毅志)はテレビ番組のウルトラマンを一緒に見た幼馴染みで,大人になった今は子どもの頃の夢,宇宙飛行士,野球選手,宇宙船の開発者になることを断念し日々を送る。
そこにこの世界に並行して存在する別の世界からウルトラマンメビウス・ミライ(演:五十嵐隼士)が現れダイゴと邂逅。
ミライはこの世界の危機を伝え,この世界を救う7人の勇者を探すべく物語が進行していく。
いよいよこの世界にも怪獣が現れ,ウルトラマンメビウスもヒッポリト星人にブロンズ漬けにされて囚われ,街は蹂躙され平和な日常は崩れてしまう。
その中で自分たちこそがこの世界を救うヒーローであることに気づいたダイゴ,アスカ,我夢は自分たちがウルトラマンティガ,ダイナ,ガイアとして存在した世界のことを思い出し変身を遂げ,同じように覚醒してメビウスを救ったウルトラマン,セブン,新マン,エースの助けを借りて怪獣を退け,その後に自分たちの子どもの頃からの夢をも叶えていく。
ひとつのことをやり遂げたのだという矜持を胸に。
諦めければきっと夢は叶うのだという想いとともに。
ここまで書いてみて思います。
やはりこれは子ども達に難しいのではないかと。
彼らにも彼らなりに挫折もあり,なりたいものへの夢が叶わないかもしれないという不安もそれは当然のようにあるわけですが,だからといって,挫折した大人がヒーローになることを通して自分を取り戻していくストーリーに共感できるでしょうか?
やはり前作の「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」のように子どもを中心の軸に据えた物語こそがウルトラの映画にはふさわしいのではないでしょうか。
まぁ,物語後半は大バトル大会で見せ場満載なので,お話の難しさでダレていたとしてそれなりには楽しめたとは思いますが。
ところで,赤い靴の少女はなんだったのでしょうか?
横浜が舞台だから「赤い靴」なのでしょうけど。
みんなが彼女を心に思い応援しないと彼女は消えてしまう。
私には信仰と神のような関係に思えてしまいました。
我々が信者で彼女が「ウルトラの神」。
作劇の意図とは違うのでしょうがそう思う人もいるということで念のため。
自分がひねくれているのは自覚しています(苦笑)
と,一通り作品を批判したところで私として楽しめたポイントを(笑)
物語が石坂浩二さんのナレーションで始まり,駄菓子屋のオヤジさんがイデ隊員の二瓶正也さんでニヤリ。やっぱり恰幅が良くなりましたねぇ(笑)>イデ隊員
ハヤタ(演:黒部進),ダン(演:森次晃嗣),郷(演:団時朗),北斗(演:高峰圭二)の面々はそれぞれのヒロイン,アキコ(演:桜井浩子),アンヌ(演:ひし美ゆり子),アキ(演:榊原るみ),夕子(演:星光子)と結ばれてそれぞれに家庭を持っているのに大喜び。ハヤタとアキコにロマンスなんてあったかしら?なんて気にしない(笑)
中でも感動したのは郷秀樹・アキ夫妻で,なんと坂田自動車工場を営んでレーシングカーを作っていて,壁には坂田兄(演:岸田森)の写真まで!!
しかし今作でもアキさんはケガをして意識不明になってしまう。
横たわるアキさんを見て「守れなかった」と力無く呟く郷さん。
見ていて泣きそうになってしまいました。
やはり「帰ってきたウルトラマン」を意識した作劇で,今作劇中の郷秀樹は未だウルトラマンとして覚醒せずの状態でも脚本の長谷川圭一さんは敢えてそういわせたのだろうと感じました。
女優さんは皆さんお綺麗で個別に詳述したいところだけれどいくら書いても足りなさそうなのでお二方(笑)
まずは我夢の相手のアッコさんの橋本愛さん。
私が拝見するのはウルトラマンガイア以来です。
調べたところ芸能界を引退されていたのに,この映画に出てくださったようですね。
感謝いたします。
本格復帰をあり得るでしょうか?
またお目にかかりとうございます。
もうお一方は南夕子の娘役の紫子さん。
若い頃の南夕子の生き写し!!
もうビックリしたのなんの。
調べてみると南夕子の星光子さんの実のお嬢さんの由。
なんとまぁ。
嬉しい出会いでありました。
今後のご活躍をお祈りするとともに,再会に期待いたします。
さて,最後に今回のMVPの郷さんに呼びかけるミライ(笑)
ダイゴに伴われ自動車工場に行き郷さんを目にしてまず「ジャック兄さん!」。
ええ,この瞬間は蹴り入れてやろうと思いましたよ(笑)
しかし,怪訝な顔の郷さんに続いて畳みかけて「わからないんですか? じゃあ,新マン兄さん!」(爆)
ちょっとマテと思った刹那,さらに「帰りマン兄さん!!!!」(火暴)
「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」では一度も「ジャック」と呼ばずに私を感動させてくださったかと思えば,今度はこうきましたか(笑)
これからは長谷川大明神とあがめさせていただきます(笑)
書く前から思っていたのですがやっぱりレビューがひたすらに長いですね(^^;
それでも正直まだまだ書き足りないのではありますが。
大滝明利さんとか小野寺丈さんとか高野八誠さんと石田裕香里さんとか横浜市長とかCGの質感とかいろいろいっぱい。
おっと,この期に及んでこんなことをいっているといつまでも終わらない(笑)
長文おつきあいありがとうございましたm(_ _)m
またいつかウルトラのレビューでお会いいたしましょう。
再見(^^)/~~
関連
Variety Japan | FILM SEARCH - 大決戦!超ウルトラ8兄弟
Kyan's BLOG III: 「大決戦!超ウルトラ8兄弟」封切り
無事にご覧になったようなので、表ブロ愚にも自分のネタバレ感想を解禁しました(笑)
「ジャック兄さん〜新マン兄さん〜帰りマン兄さん」のくだりへの言及と言い、アキさんの怪我に対するリアクションと言い(私は泣きそうにを通り越して泣いてしまいましたが(^_^;))、色々と共感できるところばかりです。
書き足りないことばかりというあたりも含めて(笑)。
私は前売り券をあと何枚か押さえているので(^_^;)、また見たたんびに色々と言及するかも知れません。
Posted by: Radcliffe : 2008年09月16日 20:57そちらでもコメントしましたが,私が見るまで待ってくださった特段の配慮に感謝いたします(笑)
>書き足りないことばかりというあたりも含めて(笑)。
そうなんですよねぇ(笑)
いくらでも書けてしまいそうで恐かったです(笑)
映画館が寒くてちょっと体力を消耗していたのでなんとか思いとどまったのですが,やっぱりもう一回見てまた書きたいです(爆)
なんだかんだいってもウルトラはいいですね(^^)
>さかなクン
あまりよく知らないので間違えなかったのかもしれません(笑)
石坂浩二さんのナレーションと
コメンテーターの万城目 淳さんの他に
アキに助けられる老人で戸川一平さんがいらしたのが
「Q」まで含んでの同窓会だったんだなーと感じさせてくれました。
私達が再び「ウルトラ」に会えるのはいつになるのでしょうか?
もう一回くらい、劇場に足を運んでも良いかもしれないと思い始めています...。
>私達が再び「ウルトラ」に会えるのはいつになるのでしょうか?
できれば地上波のテレビシリーズで再会したいです。
あんたは新ウルトラマンのファンなんだな...(~o~)
俺は昭和42年生まれで、リアルタイムで最初にみたウルトラマンが新ウルトラマンだ!故に思い入れがある。が、一番好きなのはセブンだっ!!(^*^)
>後付の呼称が気に入らない
先日「超ウルトラ祭」というトークショーに行ったのですが、その席でも郷秀樹こと団時朗さんが
「後付けするくらいだったら最初から付けといてくれよ…」
とおっしゃってました(^_^;)
その他にも
「元々『帰ってきたウルトラマン』は『ウルトラマン』が『帰ってきた』のであって、そういう意味じゃ俺と黒部さんとは一心同体」
ともおっしゃってましたね。
即座に黒部さんが
「俺は(お前と一心同体なんて)やだ!」
とツッコんでましたが(笑)
>「後付けするくらいだったら最初から付けといてくれよ…」
なんといってもご本人ですからねぇ(^^;
お気持ちは察してあまりあります。
>「俺は(お前と一心同体なんて)やだ!」
黒部さんらしい(笑)